骨盤の傾きを正して美しい姿勢を手に入れる②
【骨盤の傾きを確認しよう】
壁からかかとを5cmほど離して真っすぐ立つ。
頭、お尻、背中を壁や柱にぴたっとくっつけて、壁と腰の隙間に手を入れてみよう。
靴は脱ぎ、素足で行うこと。
▽全然入らない人は「骨盤後傾型」
手を入れにくく、途中で引っかかってしまう人は、骨盤が後傾して腰が丸くなっています。
▽ストンと入る人は「骨盤前傾型」
壁と腰の隙間に手がすとんと入り余裕があるようなら、骨盤が前傾して腰が反っています。
■ちょうど良い姿勢は?
壁と腰の隙間に手のひら1枚分がぴったり入る、あるいは手首ぐらいで止まるぐらいが理想的。
骨盤が前にも後ろにも傾きすぎず、バランスが良い姿勢といえる
姿勢チェックの結果はいかがでしたか?
もちろん、いつも理想的な姿勢でいるなんて不可能なことで、荷物を持ったり、
デスクワークするときに、最も働きやすい作業姿勢をとるのが自然です。
しかし、その姿勢をずっととり続けていると、悪い姿勢が固定されてしまう。
その結果、上半身と下半身をつなぐ骨盤が、前、あるいは後ろに傾いた状態が「自分の姿勢」になってしまうのです。
姿勢の崩れは、見た目の印象の悪さにとどまりません。
悪い姿勢は悪い動作につながり、たくさんの不調を連れてきます。
例えば、骨盤が前傾していても後傾していても、体のバランスをとろうとして猫背気味になります。
猫背になると、両肩はぎゅっと縮こまり、息が浅くなって凝りが生じる。
手がうまく上がらないから上にあるものを取るときに腰に過剰な負担がかかり、腰痛を引き起こします。
背中が丸くなると顔は下向きになりますが、それでも前のものを見るために視線を上げるので首の後ろ側に負担がかかる。
首凝りだけでなく、めまいや目のかすみ、耳鳴りや片頭痛が起こりかねません。
ちょっと意外かもしれませんが、顔つきも変わります。
体の軸に頭が真っすぐのっていれば、顔の筋肉は上下に軟らかく動きます。
しかし、首の後ろが縮むと口の周りやほおに、後ろ側に引っ張ろうとする抵抗がかかる。
たるんだ締まりのない表情になってしまうのです。
骨盤の前傾も後傾も、放っておかず、ニュートラルな位置に戻すことが、不調を軽くするための何よりの解決策です。
体をみるときに偏った姿勢の正体、つまり「片側の筋肉が縮み、もう一方は伸びている」という状態に着目してみると、
骨盤が前傾している人は、ぐっと反っている腰の筋肉が凝り、反対に、お腹の筋肉が緩んで力を失っている。
一方、後傾している人は、太ももの裏にあるハムストリングスという筋肉が常に短く縮んで張っていて、
前側の股関節を曲げ伸ばしする腸腰筋が伸びて緩んでいます。
なので、対処法はセットで考えます。
凝った筋肉をストレッチし、伸びて衰えた筋肉をエクササイズで鍛える。
この考え方は前傾・後傾ともに共通です。
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